野口悠紀雄著「超独学法」、荒木博行著「独学の地図」を読んでみた。

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こんにちは、カッチャンです。
今回は独学と勉強法についての本3冊の紹介です。

著者 野口 悠紀雄

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業後、64年大蔵省入省。その後、一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、現在一橋大学名誉教授。

著者の著作には、専門の経済に関するものが多いが、わたしは経済にはうといので、著者の経済関係の本は一切読んでいません。

山根一眞氏の著作

わたしが著者野口悠紀雄を知ったのは、もう30年も前。
書店で「超」整理法という本を見て、手に取ったのが最初です。

当時、システム手帳が流行(はやり)はじめ、山根 一眞という方の
「スーパー手帳の仕事術」
という本を読んで、ご多分に漏れずわたしも買ってしまいました。

ファイロファックスという高いシステム手帳を。
当時でも1万円以上はしたと思います。

ただ、わたしには使いこなせず、数年で手放しました。

その山根一眞氏は
「スーパー書斎の仕事術」
という本も出しており、その中で書類整理の手段として
袋ファイリング・システム
を提唱してました。

この山根式袋ファイリング・システムとは

角2の大きさの封筒の上部を切り取り、その封筒に書類を入れ、タイトルをつけて50音順に並べる。
それだけで自分の個人用データーベースになる、という整理法です。

私は現役当時、職場の机の引き出しや棚にこの袋ファイリング・システムを使って書類整理をしていました。

山根一眞氏の本から少し遅れて出たのが
野口悠紀雄著「超」整理法(中公新書)
です。

野口悠紀雄氏は、書類の整理法について、従来の袋ファイリングを変化させた「押し出しファイリング」という手法を提案しました。

袋ファイリング・システムに興味を持たれた方は是非それらの本を手にとって見てください。

野口悠紀雄著 「超」独学法

さて、昔読んだ
「超」整理法
が面白かったので、その著者の独学に関する本ということで期待して読んでみました。

ネットの普及、AI時代の到来により、どんな学問でも独学が可能になったとして、独学の重要性について語っています。
向学心に燃える方には非常に参考になる記述が多いと思います。
独学のジャンルとしては、英語に重点が置かれているように思えます。

今、わたしの興味は、歴史や哲学にあり、英語の独学にはあまり興味がありません。
しかし本書は、独学がいかに効率的な勉強法で、楽しいものか、また、独学の素晴らしさに気づける本だとは思います。

野口悠紀雄著 超「超」勉強法

10年以上前に読んだ
「超」勉強法
の続編なのか?

Amazon Audibleの聴き放題で聴けたので読んでみました。

「超」勉強法という本が、どちらかといえば英語の勉強に重点を置いた内容であったような記憶があります。

本書(超「超」勉強法)は、英語の勉強に数学をプラスしたような内容です。
著者は「数学も英語も、勉強の極意は暗記」という主張である。
わたしは中学・高校のときから、数学の劣等生です。
今更勉強する気にはなりませんが、わたしが受験生の頃、このように教えてくれる方がいたらなあ、と思うと残念です。

英語と数学の勉強に悩んでいる方は、読んで損はない本だと思います。

荒木博行著「独学の地図」

著者 荒木 博行

住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。同社代表取締役社長。

読んだ感想

本書はかなり売れており、また評判も良いそうです。

本書の内容としては、目次を見ると

序文 学ぶことは生きること
第1部 独学のための「行為」
第1章 「疑問」から学びを始める
第2章 「差分」に学びを見出す
第3章 「他者」を通じて学ぶ
第4章 「独学のトライアングル」
第2部 独学のための「能力」
第5章 5つの「独学筋」
第3部 独学のための「土台」
第6章 ラーニングパレットを作る下準備をする
第7章 ラーニングパレットを構造化する
第8章 学びたいことを探しに行こう
おわりに

となってますが、目次だけ見ても内容はよくわかりません。

本書は独学では何を学ぶのか、というより「どう学ぶのか」について書かれています。
でも、ちょっとわたしの頭脳では理解が難しい文章表現が多いようです。

Amazon Audibleの聴き放題で読んで良かったな、というのが正直な気持ちです。

まとめ

今回紹介した3冊。

はっきり言ってわたしには、ちょっと難しすぎる内容でした。
わたしのように単なる独学に対する憧れを持ってるだけの人間にはなかなか理解しがたい面もありました。

しっかりとした目的意識を持って独学してみよう、という方におすすめの本です。

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