こんにちは、カッチャンです。
今回は、精神科医でもあり作家としても多数の著作がある和田秀樹さんの本の紹介です。
著者 和田秀樹
1960年生まれ。
東京大学医学部卒業。
精神科医を経て、現在、日本大学常務理事、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、ルネクリニック東京院院長、 立命館大学生命科学部特任教授 。
ベストセラーになった著作として
・ 受験は要領
・ 80歳の壁
などがあります。
その他、著者は映画監督として製作した作品
・ 受験のシンデレラ
・ 「わたし」の人生
で2007年と2013年にモナコ国際映画祭で最優秀作品賞や人道的作品監督賞を受賞しています。
本当にすごい才能の持ち主ですね。
「大人のための読書法」
1冊目は読書法についての本ですが、気になった部分をピックアップし、それについてのわたしの簡単なコメントを付けていきたいと思います。
中身をピックアップ
伝記には「生き方のヒント」がある
(同書・38ページ)
著者は、受験勉強法の本でも有名ですが、「成功者に学ぶ」という考えが根本にあります。
成功話は加工しなくてもそのまま役に立つ
(同書・40ページ)
というのがその理由でしょう。
また著者は
他人の失敗話というのは興味深いものだが、そこから何かを学ぶというのはじつは難しいことなのだ。
(同書・42ページ)
といいます。
ハズレの少ない確実な本の選び方
(同書・42ページ)
ここで著者は新書を推奨します。
新書好きの私も同感。
著者が本書で言いたい一番の本質は
第二章 本は必要な部分だけを読めば良い
つまり、本は1ページめから最後まできっちり読むものという観念を捨て、完璧主義をやめよう、ということです。
その代わりに、1冊の本の必要な場所だけを熟読する「一部熟読法」をすすめています。
なお著者は、小説はぜんぜん読まない、哲学書も読まないらしい。
わたしは「これじゃあ面白くないだろうに」と思うのですが、これはその人の好みの問題で、人それぞれですね。
「定年後の勉強法」
著者がお得意の勉強法の本。
感想
わたしが興味のある「定年後」と「勉強法」というキーワードが入った題名の本なので読んでみました。
定年後の勉強法で重視されるのは、知識のインプットではなくアウトプット
というのが著者が一番言いたかったことでしょう。
しかし、同じような本を何冊も読んでいるわたしにとって、特に目新しい内容はありませんでした。
結局、サラッと流し読み。
特に新しく得るべき情報はありませんでした。
「60歳からの勉強法」
本書は2018年刊。
前の「定年後の勉強法」は2012年刊です。
感想
わたしの読書メモには
知識よりアウトプットが大事
しかし、具体的な中身はあまりない。
とあります。
読後すぐでもあまり印象に残る内容はなかったようです。
本書もサラッと流し読みしただけでした。
まとめ
わたしの読後感を見ると本書を買ったり読んだりする必要はないように思われるかもしれません。
ただわたしは、人並み以上にこの手の本は読み尽くしています。
だからこそ同じような内容ばかりに思えるのでしょう。
試しに、Amazonなんかのレビューや口コミを見てください。
どの本もかなりの高評価です。
わたしの評価など全くあてになりませんね。
もしよければ書店なんかでパラパラっと流し読んでみてください。