萬田緑平著「穏やかな死に医療はいらない」こんな最期もありかなあ❗

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こんにちは、カッチャンです。
今回は、図書館で借りた本4冊についてのご紹介です。

4冊とも誰かが紹介していて、わたしの読みたい本リストに入っていたものです。
たまたま図書館で見つけ、借りました。

萬田緑平著「穏やかな死に医療はいらない」

朝日新書から出されものです。
大きさがわたしの好きな新書サイズ。

内容と感想

さて内容ですが、著者は群馬県で在宅緩和ケア医として働くお医者さんです。
病院ではなく、自宅で人生の終末期を迎える人のお手伝いをしてくれる、大変貴重な存在です。

仕事とはいえ、何人もの方の在宅医療を支え、家族の方ともふれあいをされたお医者さんの話は貴重です。

今の世の中、病院での治療を中止し、自宅で緩和ケアを受けて亡くなる方というのは非常に少ないように思えます。
最後は病院で御臨終、というのがほとんどのケースではないでしょうか。

わたしも妻も、親兄弟は全員亡くなりました。
病院で亡くなった者も自宅で亡くなった者もおります。

よく妻とは「延命治療はいらない、痛みだけとり除いてほしい」と話し合っています。
まさに著者が行っている仕事ではないか。

本のタイトル「穏やかな死に医療はいらない」ケースにつきいくつかの症例をあげてくれています。

人間が死ぬ確率は100%。
このての本は読むのが怖い、という方もおられるでしょう。
ただ、自分の人生の終末を考えるうえで参考になると思います。

養老孟司・南伸坊著「老人の壁」

2人の著者については説明はいらないでしょう。
本書はもう忘れてしまった誰かが「面白いから」とすすめてくれた本です。

内容と感想

目次
第一章 人はいつから老人か
第二章 忘却の壁
第三章 自然と老人
第四章 長生きだけが人生か
第五章 明るい老人

この目次を見るとなんとなく想像がつくと思います。
本書は、解剖学者養老孟司とイラストレーター南伸坊が「老人」について語り合う対談集です。

決して暗い話ではなく、「年を取り、老人になるのも面白えじゃないか」と思わせてくれる本です。

ただ、買ってまで読みたい本か、と尋ねられるとちょっと首を傾げてしまう。
今回わたしは図書館で借りましたが、正解でした。

苦楽堂編「次の本へ」「続次の本へ」

1冊の本を読んだ、面白かった、それじゃあ次はなんの本を読むか❓

いつも次の本選びに困っている方に向けたブックリストです。

内容と感想

「次の本へ」では、著名な作家など87名が「次の本との出会い方」を案内してくれます。

「続次の本へ」では、やはり著名な作家や研究者など51名が、「2冊目に出合う51の方法」を書き下ろし。

要は、読んだ本と次の本の2冊がセットになった本選びの読書案内と思っていただければよいのではないでしょうか。

今回わたしは図書館で借りましたが、それで良かったと思います。
わたしのように、次に読みたい本がたまってしまっている者にとってはサラッと流し見し、参考にすれば十分です。

ただ、読書初心者にとっては本選びの参考になると思います。

まとめ

萬田緑平著「穏やかな死に医療はいらない」と養老孟司・南伸坊著「老人の壁」の2冊は新書版。
苦楽堂編「次の本へ」「続次の本へ」の2冊は単行本。

最近、年齢のせいとは言いたくないが、単行本を読むのがつらくなってきました。
重いからです。

薄めの文庫版なら軽くてよいのですが、その分文字が小さい。

そろそろ読書も文字が自在に変えられるKindle本か耳で聞く読書のオーディオブック(Audible)に変えていかなければならないか、と思う今日このごろです。

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